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ジャパンメディカルパートナーズが考える対策のポイント

マスクについて

感染予防として推奨されているマスクや呼吸用防護具ですが、適切なマスクの選択・装着が重要ですので、あらかじめ理解しておきましょう。

1.N95マスクとサージカルマスクとは

N95マスクとサージカルマスクの効果、用途

  効果 用途
N95マスク(呼吸用防護具) 装着者がウィルスを吸い込むことを防ぎます 公共機関を利用した通勤時、感染者運搬時など
サージカルマスク 装着者の咳やくしゃみなどの飛沫が、飛散することを防ぎます 事務所内での勤務時など

サージカルマスク 選択のポイント

FDA(米国食品衛生局)は、サージカルマスクの基準をBFE(Bacteria Filtering Efficiency)(細菌ろ過効率)95%以上の機能を有するものと規定しています。
国民生活センターがウィルス対策をうたったマスクの表示に関して「各マスクは高いウィルス捕集効率をうたいながらも、本当に表示どおりの性能が得られているのか疑問が持たれる」とレポートしている(2009年11月27日報道発表)ように、高いウィルスバリア性をうたいながら、実際には機能を果たさないものもあります。

BFE95%以上と表示されているマスクには、製品化されたマスクを検査しているもの、不織布(素材)を検査しているものがあります。
中には、検査に合格した素材が使われていない粗悪品もあり、実際に(財)日本化学繊維検査協会 生物試験センターに依頼しASTM(米国材料試験協会)F21001-07試験方法で検査した結果、BFE60%程度のものが見つかりました。

これらの粗悪品は、マスクの端をカットし、三層構造のうち中層を見比べてみると、質感、厚さが、良品とは明らかに異なります。あまりに低価格なものはもちろんですが、購入した製品は一度ご確認されることを推奨いたします。

マスク

N95マスク 選択のポイント

・顔とマスクが適切にフィットしていないと顔と面体の間に隙間ができ、そこからウィルスが漏れこみます。ご自身の顔に合ったマスクを正しく装着してください。 (※下記、5.フィットテストの重要性 を参照)
・NIOSH(米国労働安全衛生研究所)規格である、厳格な基準をクリアした高品質なマスクを選択することが重要です。

2.使用期限(N95・サージカル)

未開封で3年(開封後の保証はありません)が目安。ゴムバンドやノーズクリップなどの性能劣化が考えられるので、使用前には確認が必要となります。

3.備蓄環境(N95・サージカル)

直射日光に当てるとマスクの品質は、徐々に劣化してしまいます。高温多湿の環境なども避け、各施設において定められた感染管理手順に従い、保管する必要があります。

4.装着方法(N95・サージカル)

高い感染予防効果が期待されるマスクですが、着用者の顔にしっかりとフィットしていなければ効果は半減。また、マスクを外す際の取り扱いを誤れば、フィルターに捕集されたウィルスに指が接触してしまうなどのリスクを伴います。
N95マスクに関しては、スリーエム ヘルスケア株式会社が実施している装着訓練とフィットテストで、「過去に着用したことがない」「指導してもらっていない」等の理由で、しめひも位置やノーズクリップの調整間違い、外す際にフィルターを触るなど、約8割もの方が正しい装脱着ができていません。
正しいマスクの着脱方法を周知徹底することが大切です。 (イラスト:「リスク対策.com 1月号」P43.マスク装着方法による効果の低減率)

サージカルマスク(スタンダード耳かけタイプ) 装着方法

サージカルマスク(スタンダード耳かけタイプ) 装着方法

外し方
1.マスク本体には触れないように注意
2. 人差し指のみで耳かけを左右同時にひっぱりはずす

5.フィットテストの重要性(N95)

正しいサイズのマスクが選択されているか、装着方法に問題はないか、接顔部の漏れが最小であるかどうか、などの確認と適切な装着方法の指導を行うのがフィットテストです。
スリーエム ヘルスケア株式会社では、企業や団体でこれらを正しく指導できるトレーナーを養成するため、装着訓練やフィットテストトレーナー育成コースを定期的に実施しています。

参考サイト:スリーエム ヘルスケア株式会社「フィットテストトレーニング」

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